この廃線路は、なんなのか? 三河鉄道 の山側とは?
自分なりに、調べたことを
簡単、大雑把に説明しますので、ご容赦くださいね(;’∀’)
名鉄三河線になる前は、三河鉄道という会社が存在しており
その三河鉄道が、1922年(大正11年) 1月17日に越戸駅までを開通させました。
第一次世界大戦の好況で、業績も良かったために、
その先の足助町まで電車を走らせる、延長工事を決めたのです。
計画は、今から、100年前の人たちが立てたんですね。
1928年(昭和3年)1月に、今回、歩いた西中金駅までを開通させることに成功。
その後は、用地買収が難航し、さらに昭和初期に起こる世界不況により経営が悪化。
1941年(昭和16年)には、国の施策により名古屋鉄道と合併することになります。
しかし、三河鉄道の人々はあきらめることなく計画を進行していきますが、
第二次世界大戦が勃発してしまい、計画は進むことができなくなり、
戦後、1958年(昭和33年) ついに計画は断念することになり、
西中金駅から先の足助町までの区間は、
幻の鉄道として今も語り継がれています。
名鉄三河線の“山線”廃線跡(三河広瀬駅跡~西中金駅跡)区間を歩く
調べた話の内容から、今回、ウォーキングしようと思う廃線路は、
今から約100年近く前に開通した区間であり、その線路となります。
三河広瀬駅・西中金駅 この二つは、
国の有形文化財として登録されており
非常に貴重な建物となっております。
訪問されても、絶対に落書きなどされないように
お願いいたします(;’∀’)
今回使用のカメラは、SONY NEX-C3
ミラーレス一眼レフ SONY NEX-C3を使用して撮影してきました。
2011年6月発売モデルで、レンズ付きを6980円で手に入れました。
愛知県小牧市のお宝一番館は穴場ですので、皆さんもぜひ一度立ち寄ってくださいw
廃線路ウォーキングスタート
竹の中に生えていた木が、なんだか、かっこよかったですw
ウォーキングのスタート地点は、三河広瀬駅跡(有形登録文化財)
最大の魅力が詰まったトンネル 広瀬トンネル(見学のみ)
広瀬トンネルへは、入ることは出来ません(+_+)
もっと整備が進んで、ここもウォーキングコースになってくれると凄くうれしいんですが・・・。
当日は、雨の翌日だったため、かなりの水があり、
トンネル前には、倒木なんか流れ込んでいた( ;∀;)
2023年6月時点では、立入禁止になっておりますので、引き返して
普通の道を通って、トンネルの裏側を探します(*^^)
広瀬トンネルは立入禁止の為、迂回路を探す
広瀬トンネルは抜けられないために、迂回路を探しました(^^)
赤い線が、歩ける道となっていて
黄色線が廃線路跡と広瀬トンネルがある区間になります(;’∀’)
赤い線の道の途中、可愛らしい標識がありました。
これは、本当の標識なのか分かりませんが、
事故が多かったのか、通学路だからなのか、
完全に人が、はねられているイラストの標識は
初めて見ましたw
畜魂碑がありました。
この辺りでは、家畜に何かあったのでしょうか?
地域の方の家畜に対する深い哀憐の情がこめられていて、
その冥福成仏を祈ったやさしい心が察せられるのが、こちらの碑ですね・・・。
広瀬トンネルの裏側へは、橋脚跡が目印
地図上の赤い線と黄色い線が交わる場所に
この橋脚跡が出てきます(;’∀’)
橋脚がある場所の道路を挟んだ向かい側に、
山の中に入っていく道がありますが、
ここから、広瀬トンネルの反対側へ行くことができます(/・ω・)/
山道に入って、すぐに廃線路が見えてきますが、
鉄橋側は、切られた枝が積み上げれて、落ちないような配慮がされていました。
トンネル反対側へ抜ける道は、泥が凄くて
普通のスニーカーでは行けません(;’∀’)
足は完全に埋まりますので、
運悪くスニーカーで来てしまった方は
両脇の土手を通るしかありません。
自分も、スニーカーだったため、土手を上がり泥道は避けて通りました。
何とか辿り着いた広瀬トンネルの裏側
苔の付いたパイプが良い味を出してます(;’∀’)
鉄橋の上は、足跡が残っていて上に上がることができるようです。
高さがありますので、行かれる方は自己責任でお願いします。
まだ、廃線路は続いていて、
この先にもう一つの力石トンネルがあるはずです。
他の方のブログで、この先に進んでいる方がいましたが、
今回は、この写真を撮影するだけにしておき、赤色の道を使って
西中金駅跡まで向かいます(;’∀’)
黄色線が廃線路跡となっていて、
まずは、先に西中金駅跡に到着しました。
なぜかというと、カフェでコーヒーを飲みたかったのですw
15:00で閉店と聞いていたので、急いで向かったのですが
なぜか、14:45分で誰も居ませんでした(;’∀’)
近くで作業されていた方の話で、
人が来ないので早く閉めて帰ってしまったとのこと( ノД`)シクシク…
田舎あるあるですが、せっかく歩いてきたのに残念です・・・。
足助町へ続く 国道153号線沿いに位置するので
車がたくさん走っています。
当時の駅の看板でしょうか?
説明文の隣に建てられていました(;’∀’)
西中金駅から、力石トンネルまでの廃線路跡
西中金駅までを道路を使って歩いてきたため、
見どころ満載の西中金駅~力石トンネルまでの廃線路区間を
戻りながら歩きました(;’∀’)
2023年7月時点では、一部歩くことができなくなっていて
わざわざ迂回路を表示してくれています。
合法的に廃線路が歩けるように 整備されていて感謝感謝です(^^)/
凄く雰囲気ある神社があり、近所の子供たちが遊んでいました。
当時はこの神社の前を電車が走っていたんですよね。
凄いルートだな(;’∀’)
レールがきちんと残っていて、そこに砂利が詰められています。
ウォーキングコースになっているので、
凄く凄く歩きやすくなっています(;’∀’)
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