120年以上前に作られた 愛岐トンネル群
この愛岐トンネル群を知ったのは、確か何かの小冊子だったような気がする
名古屋から春日井市を通り、長野・塩尻へつながる
旧国鉄中央線の線路跡と煉瓦製 トンネル13基。
明治期に造られ、新たなルート開設により廃線となったものが、その当時の姿のまま、
残されている素晴らしい場所のこと。
愛岐トンネル群 配置図と概要
名古屋から長野・塩尻を通り、東京に至る中央線は、塩尻以東を中央東線、以西を中央西線と呼ぶ。
中央西線の名古屋-岐阜・多治見聞 は、旧逓信省鉄道作業局によって明治33(1900)年に開通された。このとき、現在の日本三大ニュータウンの一つとされる春日井市・高蔵寺ニュータウン 直近の裏山中腹を貫き、全国でも珍しい14基(うち1基はその後撤去)ものトンネルが掘られた。明治期の煉瓦製トンネル群としては、最多である。
この旧中央西線によって、岐阜・長野の豊かな森林資源や陶磁器窯土などが、蒸気機関車で名古屋へ運ばれ、「ものづくり中部」の製造産業の基盤が 形づくられることになった。その後、昭和41年、複線電化により新ルートが開通すると、春日井・高蔵寺-多治見間の山と川に挟まれ曲がりくねった8キロ メートル余の鉄路とトンネル群は役割を終え、いつしか人々の記憶から消え、薮の中に放置されてしまった。
↑こちらは愛岐トンネル群公式HPより引用しました。
イベントのある時しか入れない 貴重な廃トンネル群
↓入れる時期は決まっていますので、
HPでイベント開催日を確認して
お出かけしてくださいね(^^♪
こんな素晴らしい場所が残っているなら、ぜひとも見てみたい!!
ということで、嫁子供を引っ張り出し、行ってまいりました(/ω\)
場所は、ここです(^^)/
名古屋市北部から、車で向かうと31分ほどで到着です(^^)/
しかし、駐車場がないので、
車で勝川駅まで行き有料駐車場に停めて、定光寺駅まで行くルートにしました( ;∀;)
電車移動で、景色を見ながらなので、子供たちも喜んでいましたよw
定光寺駅を降りると、すぐに案内看板が出ていますから、すぐに分かります。
異世界に迷い込んだかのような雰囲気
まるで、人が来てくれるのを待っていたような・・・・
そんな、寂しげな雰囲気のトンネル群を歩いて行きます。
レンガ造りのトンネル
壁に残る煤は蒸気機関車が走った跡
当時のままの痕跡が今に残っており妄想を掻き立てられます(*‘∀‘)
レンガひとつひとつを積み上げた
先人たちの圧倒的なパワーを感じます( ;∀;)
香嵐渓にはない、渓谷の中の紅葉は絶景
これだけの雰囲気と
圧倒的存在感を放つトンネル群にも負けない綺麗な紅葉が
最高でした
愛岐トンネル群のこれからの活動も楽しみです。
小ネタとして 13号トンネルだけは心霊現象が絶えないという噂がありますので、
行かれる方は気を付けてくださいねw
まとめ 圧倒的な存在感と時が止まったままのトンネルの雰囲気は、 見る人を異世界へと迷い込ませます( ;∀;) 廃墟好きなら絶対に見るべきだし、写真が好きな方は、絶対に撮影すべきです( 一一) 以上www
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